わたしの実家に関してはすでに建築後40年以上もたっている木造建築です。もちろんお風呂をはじめとした水廻り、リビング、阪神大震災後のかわらの補修などいろいろなリフォームをかけてきましたが基本的な形状を保ったまま40年以上を過ごしてきました。実際に住んでいた人数も祖父母、両親、わたしと弟の6人でさらには兼業農家として農機具一式、祖父が営んでいた鉄工所ととにかくごった返すような状況であったことはいうまでもありません。
それが今では両親が二人で住まうようになり、これでは確かに非常に広すぎて今では、雨戸の開け閉め、換気だけでも大仕事になってしまう毎日です。かといって、これを減築するのも難しいところはあります。両親としては長男であるわたしが帰ってくるまでは家を守っていくという思いはあるのですが、それも定年近くにならないと実際には難しいところでしょう。
まずは、自分たちが動きやすいリフォームをプランして余生をすごしていくところからスタートということになりそうです。