設計図ができた後にキャンセルって気まずくないのか

知り合いの家の話なのですが、注文住宅で家を建てて、マイホームの設計図も仮のものですができあがって、その設計図を元に工務店側が見積書を出してーという段階にて、キャンセルしたお宅があります。

その話を聞いた時は、「え?そんなことあるんだ!?」と、非常に驚いたものですが、いやあるんですよね。住宅ローンを組む以前の段階だったということですし、実際に金銭のやり取りが行われる以前の段階だったからということですが、しかしうちの家のことを振り返ってみても、設計図の原案が出来上がるまでにも結構な時間を費やしましたからね。「そこでキャンセルってあり得るの?」と思ってしまいました。

なんでも、住宅ローンの審査が希望の額で通らなかったからだとか。住宅ローンの審査は仮のものでも設計図と見積書が出来上がってから行われるのだそうで、その上で「うーん、ちょっと希望された額では貸せないなー」と銀行側に思われたからなのでしょうか。とにかくまあ、通らなかったようで。

その後、減額した予算にあわせた設計図も作成されたそうなのですが、結局新築一戸建て住宅は建てずに終わりましたね。工務店と依頼主の両者の関係がどうなのかはわかりませんが、まあ気まずいように思いますが。しかしまあ、わりとある話だということで。