上の子供が中学生になる頃、住んでいた家が手狭になったので、新居を購入しようと夫婦で話し合いました。新居を探すに当たって子供達と話しをすると、転向は嫌だと頑なに意見を主張しました。
新居を探すに当たって、同じ校区で新居を探すと言う難しい条件が付きました。しかし、家族ために新居を購入するのですから、子供達の意見を尊重できればと、その条件でまずは探す事にしました。
都市近郊の下町で、大規模開発地などなく、ミニ開発の建売住宅が対象の中心となってしまいます。新聞折り込みチラシや、女房が買い物に出かける時に見つけた新築の家などを中心にチェックを始めました。
近所の不動産店も何度か訪れ、ようやく条件にマッチする新居と出会う事が出来ました。3軒の新築が売りだされている内の1軒を購入する事にしました。
内覧を何度か行い、建売なので少し気に入らない点もありますが、全体としては妥協できる範囲だと判断して購入を決断しました。この内覧時に女房は備え付けのシステムキッチンが気に入らず、男女の子供2人はそれぞれの部屋をどちらにするか、早速もめる始末です。
女房には、リフォーム時に自分の好きなシステムキッチンに入れ替える事で納得させ、子供達には1年毎に部屋をチェンジすればと言う案を出し納得させました。
建売にせよ、注文住宅にせよ、自分達にとってパーフェクトな家と言うのは難しく、また好みも生活の変化で変わる事を痛感した新居購入での体験でした。